休暇の考え方・日本と欧米の違い
欧米だと先に休みを考えるんですね。
日本は絶対後から決まるし、最悪の場合は休みがなくなる場合がありますよね?
私は個人的は前者に賛成したい。
あらかじめ休みが決まっていれば、それに向けて引き継ぎ作業が進みますし、
長期休暇により脳や体がリフレッシュされ、かえって仕事が捗る(はかどる)。
日本は逆で働きすぎであり、リフレッシュする時間が少ない。だから疲れも残るし、生産性が上がらないのではないのではないか?
もっと驚くのは夏休みが1月に決まるってこれも日本では考えられない発想です。
いかに休みを大切にしているかが伝わってくる考え方です。
日本の場合は次から次へと仕事が舞い込み気がついたら有給休暇を取れなかったりする。
ちなみに去年の私は有給休暇は3日しか取れませんでした。
今年はいつ取るかはまだ未定です。そもそも休める環境ではありませんからね。なんせコンビニは365日24時間営業ですから休みなんてありゃしない。
もっと驚いたのは3週間から6週間連続で休むことです。日本だとせいぜい10日程が限界でしょう。ちなみにウチの会社は9日連続でしか休めません。
日本人は休んだら仕事のことが心配になる人が多いようですが、私は全く心配になりませんね(笑)だって休みは休みで楽しみたいじゃない!休日中に電話かかってくるのが本当に苦痛でしょうがない。
日本はいつになったら思い切り休める環境になるのでしょうか?今のままでは変わらないでしょうね。法律で10日連続で休むことが義務化されれば、少しは変わってくると思うんですけどね。
日本が休みが少ない理由は、利益の追いすぎだと思う。
コンビニが24時間営業を辞めない理由は24時間営業をすると本部が得するからです。
お店を増やす理由も本部が得するからです。
そもそも以上の2つの理由は本来は人がいて初めて成立するものです。しかし、本部は闇雲に経営を拡大させ、利益しか見えない状況となっている。
これが、人手不足を招き、休みづらい職場環境になってしまうのではないか?
こうなると休暇が後回しになるのは当然の流れだろう。
利益も当然大事であり、なくてはならない。
しかし、休暇もなくてはならないものである。
例えば2月5日にスシローが一斉休業したのは記憶に新しいだろう。
スシローといえば大手100円回転寿司のトップである。他チェーンが営業している状況で休むのはかなり勇気のいることである。私は個人的にスシローの決断に拍手を送りたい。
一斉休業してるので、仕事のことを全く考えなくていいし、たった1日でもかなり大きい休みだったと思う。
私も5年程前に他チェーンで働いたことがあるが、社員は週6出勤が当たり前であった。今は、改善されていると思うが、飲食業界はコンビニ業界より更に休めない環境である。
今回の休みで他の企業が続くことに期待したい。
私は、日本人はあるが休暇や自分の時間を大切にしたい。働くことももちろん大切であるが、休暇のほうがもっと大切だ。なぜなら休暇は、1年で3分の1も取れないからだ。なので休暇というのは大変貴重な存在だと考えている。
日本人ももっと休暇に対して敏感になるべきではないか?
読者の皆様は休暇は大切だと思いますか?
また、どれくらいの長さの休暇が理想的だと思いますか?
今こそ私は休暇について考えるべきではないかと思う。
参考文献
海外の一流の「休み方」は、日本人とどこが違うのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190612-00010001-php_t-bus_all
スシロー「一斉休業」が映す飲食産業4つの課題